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第1 章 ASPとは
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ASPってどんなもの!?
ASPとは正式には [ Active Server Pages ] と呼びます。 ASPとはサーバ上で VBScriptや JavaScriptや Perlといったスクリプト言語を使用して、クライアントからの要求が発生した段階てサーバ側でスクリプトを実行し、その結果を HTMLとしてクライアントへ表示させる技術です。 CGIと同じように ASPは技術の事を指しますので ASP言語といったものがあるわけではありません。
上にも記述しましたが、Active Server Pages とは特定の言語を指すものではありませんが、一般的に ASPで作成というと言語は VBScriptを指すことが多いです。今回の講座でもこの VBScriptに絞っていきましょう。 ASPの良いところ無料である
Windows環境であれば無料で利用できます。 Perlでも書きましたが、何と言ってもお金が掛からないで覚える事が出来る、、、良い事です。VBAを習得できる
ASPは特定の言語を指すものではありませんが、標準では VBScriptを使用します。 VBScriptは基本的な文法は Visual Basicや VBA ( Visual Basic for Applications ) と同じです。VBAを覚えればExcelやWordでマクロを作成する事が出来ますし、Visual Basic を購入すれば Windowsアプリケーションを作成する事だって出来てしまいます。 ASP で VBScriptを覚えればそれらの技術も容易に覚えて行けると思います。最近 ( 2003/10/11 ) VBAエキスパートなる資格があることを知りました((((^_^;) オブジェクトなどで Excel/Access/Word などで異なる部分もありますが、基本的な文法と言う意味では VBScript と共通です。俄然やる気が出てきましたか!?? [ 日本 VBA 協会のサイト ] クライアントに依存しない
前述しましたが ASPはサーバサイトの技術になります。サーバサイトの技術というのはクライアントから要求があれば処理をするのは要求を受けるサーバ側になります。つまりクライアントとして InternetExplorerを使用していても、Netscapeを使用していてもクライアントに影響される事なく動作します。データベースとの連携が容易
データベースの接続も非常に簡単に行えます。しかも CGIと異なり、Activeサーバコンポーネントを使用して DBサーバとの HTTP接続をアクティブのまま維持することが出来るので Webアプリケーションのパフォーマンスが高くなります。セッションの概念
CGI ではあるスクリプトで使用した値を別のスクリプトで使用したいと考えた場合、データの受け渡しなどを裏で色々行わないと実現できませんでした。しかし ASPではセッションという概念でユーザを個別に管理しユーザ単位の変数として値を保持する事が出来ます。これにより CGIでは面倒くさかった複数にまたがるページの管理も容易に行えます。動作環境
ASP は Windows 環境に含まれる IIS( Internet Information Server / Internet Information Service) や PWS(Personal Web Server)といったWebサーバ上で動作する事が出来ます。各 OSにどの Webサーバがあるのか、又 ASPのバージョンも若干異なりますので下の表で確認してみてください。
※1.別途インストールする必要があります。 ※2.Option Packのインストールが必要です(デフォルトはIIS 2.0です)。 仮想ディレクトリ
一般的に Webアプリケーションは一つの仮想ディレクトリで作成されます。 本来 wwwサービスにある scriptsディレクトリにアクセスすると [ wwwルートディレクトリ\scripts ] を参照しますが、仮想ディレクトリとは物理パスの階層関係とは関係なくその他のフォルダにマッピングを行なえる 機能になります。 例えば、IIS をインストールすると以下のようなディレクトリ構成が作成されたと思います。( 一部省略 )
C:\ | └― [Inetpub] | └― [wwwroot] (www サービスルート) | | └― [scripts] | / 以下省略 / このようなディレクトリ構成で http のようなアドレスでアクセスした場合、通常アクセスできるのは wwwroot フォルダのサブフォルダに存在するファイルのみになります。しかし、IIS の既定の状態では [ http://127.0.0.1/scripts/ファイル名 ] とアドレスを入力すると scripts フォルダにあるファイルにアクセスする事が出来ます。 これは前述した仮想ディレクトリが有効となっており、http://サーバ名/scripts/ ディレクトリが、物理パスの C:\Inetpub\Scripts へマッピングされているからです。 ( ※以下参照 ) ![]() 単純にルートディレクトリにサブフォルダを作成して、その中に ASPファイルを作成しても実行する事は出来ますが、IIS では仮想ディレクトリ単位をグループとして扱い、ある Web アプリケーションが問題を起こしても別の仮想ディレクトリ内に格納されている Webアプリケーションに問題を与えるのを抑えたりすることが出来ます。 オブジェクト指向
VBScript も JavaScript と同じく一応オブジェクト指向 ( Object Oriented : OO ) のスクリプト言語と呼ばれます。 オブジェクト指向とは聞きなれない方もいらっしゃるかもしれません。 どういったものかというと、まず「オブジェクト」というものがあります、これは実社会で言うと目的を到達するために使用する道具 ( 実体 ) を指します。 そしてそのオブジェクトが提供しているプロパティ ( 属性 ) 、メソッド ( ふるまい ) を操作することで目的を達成して行くという手法です。 う〜ん簡単すぎる ((((((^_^;)
例えば学校や会社への通学・通勤を考えてみましょう。
目的を達成するためには、[ 自転車で駅まで行く ] → [ 電車でGO ] といった手順をふみます。
上記で登場する車の属性とふるまいは次のような感じになります。
VBScript は Web サーバ内部で動作すると言う制限から入出力を行う関数が用意されていません。このためにASPではその制約を補う為にオブジェクトが初めから提供されています。( 下記の Responseオブジェクト参照 ) その提供されているオブジェクトを使用する事で簡単にブラウザに文字を表示したり、URLを参照する事が出来たりする訳です。 [ Request オブジェクト - Webクライアントへの出力する情報を管理する ]
例えば以下のように記述すると Webページに HTMLを出力する事が出来ます。
Response.Write("Hello World") //Hello Worldとページに出力される
例えば以下のように記述すると出力する情報の種類を HTML形式と指定する事になります。
Response.ContentType = "text/html"
上の二つの例ではいずれも Responseオブジェクトを操作しているという事になります。この Responseオブジェクト以外にもたくさんの便利なオブジェクトが VBScriptでは提供されていますので頑張って覚えていきましょう。 まずは作ってみよう
ここまでで ASPについてなんとなくではありますがイメージが掴めたと思います。次は実際に ASP をどのように作っていくのか、とりあえず簡単なスクリプトを作ってみましょう。
テキストエディタで次のように入力、またはコピー&ペーストして、Webサービスに存在するデフォルトのスクリプトフォルダ ( C:\Inetpub\Scripts ) に sample.asp という名前を付けて保存してください。
<%@ LANGUAGE = VBSCRIPT %> <html> <body> <%Response.Write("Hello World")%> </body> </html> スクリプトの用意が出来たら ASPを実行してみます。 ブラウザのアドレスバーに ( http://127.0.0.1/scripts/sample.asp ) と入力して [ リターンキー ] を押して下さい。 ブラウザに次のように表示されれば成功です。これが ASPファイルの実行結果です。今回は非常に単純なプログラムですが、Webサーバ側で処理を行なって結果を Webクライアント(ブラウザなど) に返すという動作は複雑なプログラムでも基本的には同じになります。
Hello World
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