基本的な用語を押さえよう
基本を押さえるという意味で余計な部分の説明は省きますが、それでもホームページを見るという仕組みを紹介するためにどうしても必要となる単語をいくつか説明します。下の解説ではこれらの単語が出てきますので、分らなかったらこの説明を思い出して下さい。
また、今回の説明は Windowsをお使いの方を想定としています。 Windowsを使ってホームページを作っていくうえで、解凍のやり方や拡張子とな何なのかについての説明も加えてあります。
拡張子
拡張子とはファイル名に含まれる最後のピリオドの後に続く文字列を指します。3文字の拡張子が多く利用されていますが、拡張子の文字数には制限はありません。
(下の図では htm が拡張子となります)
使用しているパソコンには色々な種類のファイルが存在していると思います。テキストファイルや実行ファイル、HTMLファイル等、種類を挙げればキリがありませんが、DOS や Windowsではこれらファイルの種類を区別するのにこの拡張子を使っているのです。
拡張子が表示されていない場合は、エクスプローラのメニューバーの[表示]→[オプション]→[表示]の[登録されているファイルの拡張子は表示しない]のチェックを外してください。(下図参照)
例えば、Excelで作った Excelファイルをダブルクリックすると Excelが起動しますね。 しかしそれは Excelで作ったから Excelが起動しているのでは無く、拡張子が [ xls ] となっているからなのです。 もし拡張子が [ xls ] ではなく [ doc ] だったら Windows はこのファイルを Word で開こうとします。 それは、拡張子が [ xls ] のファイルは Excel から起動するように、 [ doc ] の場合は Word から起動するようにと登録されているからです。
このように Windowsでは拡張子とそのファイルを開くアプリケーションが関連付けされていれば、そのファイルをダブルクリックで開くことが出来るのです。
解凍/圧縮
圧縮とは特定のアルゴリズムにしたがってファイルサイズを小さくすることを指します。
圧縮のアルゴリズムは大きく分けて「可逆性圧縮」と「非可逆性圧縮」に分類することが出来ます。「可逆性圧縮」とはファイルのデータや構造を元通りに復元可能な形式で圧縮する方法を言います。逆に「非可逆性圧縮」とは完全には元通りには戻らずデータの損失や劣化が起こる圧縮方式です。ただし「非可逆性圧縮」の方がデータの損失や劣化する分圧縮率を高める事が出来ます。
LZHやZIP、GIFなどは「可逆性圧縮」で、MP3などは「非可逆性圧縮」になります。
圧縮は一般的に圧縮用のソフトを使って行います。 これらのソフトでは複数のファイルやフォルダをまとめて圧縮することも出来るため、インターネット上のファイル配布などでは圧縮したファイルを公開するのが一般的になっています。
解凍とは圧縮されたファイルを元の状態に戻すことを指します。 解凍も解凍用ソフトを使って行います。
ただし圧縮ファイル自身で解凍を行える自己解凍形式の場合は特別な解凍用ソフトがなくても解凍する事が出来ます。
圧縮・解凍ツール
- 村山富男 さん 作成の +Lhaca
- Schezo さん 作成の Lhaplus
解凍だけなら以下のソフトもオススメ
- BEAMbitious さん 作成の eo
サーバー
サーバーとは簡単に言ってしまうと、サービスを提供する側/提供される側のサービスを提供する側を指します。例えば居酒屋等によくあるビールサーバーを思い出した時に、あれも似たような意味合いで「ジョッキにビールを注ぐ」と言うサービスを提供している訳です。
ではコンピュータの世界に置き換えてみましょう。 下図のようにサーバと呼ばれるマシン上に仕事用の雛形ファイルが沢山あって、そのファイルを使用したいとクライアントと呼ばれる複数のマシンが要求を出しています。このクライアントの出す要求に応えるマシンがサーバと呼ばれ、この場合ファイルを共有するサービスを提供しているサーバなので
ファイルサーバと呼ばれます。またホームページを公開する役割を果たしているのが、
Webサーバ、または、
wwwサーバ、
HTTPサーバとも呼ばれます。
ただ、サービスを提供するマシンの事をサーバとも呼びますが本来は若干意味合いが異なります。
厳密にはマシン上で動作しているサーバアプリケーションの事をサーバと呼びます。 例えば Webサーバと呼ばれるサーバマシンには、Apache や IIS と言ったサーバソフトウェアがインストールされていて実行しているのです。
アプリケーションと言えば使い慣れているソフトや Excel、Wordを連想する方も多いかと思います。 しかしサーバアプリケーションと呼ばれるものは常に起動していてクライアントからの接続要求を待っているイメージになります。
クライアント(ブラウザ)
クライアントとは直訳で依頼人と言う意味を持ちます。上記でサーバと言う語句について説明しましたが、サーバーとクライアントがネットワークで繋がった状態でみると、サーバーがサービスを提供する側、クライアントはサーバーの提供するサービスを受ける側と言うことになります。
ホームーページを閲覧する上でのクライアントとはホームページ閲覧ソフト ( ブラウザ ) を指します。 HTMLファイルは単なるテキスト情報になりますので、それをどのように表示するかはブラウザに依存します。 つまり、単なるテキスト情報に過ぎない HTMLファイルを、普段皆さんがご覧になっている形式で閲覧するためにはブラウザは必要不可欠なのです。
Windows 上で動作するブラウザは下記アイコンのような種類が存在しますが、中でも インターネットエクスプローラ(下記アイコン一番左)が最も普及しているブラウザになります。これらを HTTPクライアント、または WWWクライアントとも言います(後述)
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| Internet Explore |
Netscape |
FireFox |
Opera |
HTML(HyperText Markup Languag)
HyperText Markup Languageの略でマークアップ言語の一種になり、現在ホームページを記述するために広く普及しています。ファイルの拡張子(ファイル名の . 以降)が htm、html で、ネットで閲覧する多くのページはこの HTML言語で作成されているページになります。言語とはいってもプログラムほど複雑なものではなく、文書の見栄えを記述するために使います。例えば文字の色を変えたり、画像や音声、動画などをページ内のどこに埋め込むか指定することが出来ます。
このHTMLファイル自体は
< >内に指定されたタグと呼ばれる予約語によって、他の文書へのリンクや画像ファイルのある場所などを記述されたテキストファイルになります。
例えばある文字を太字にしたい場合、HTMLでは
<b>太字にしたい文字</b> と記述をするのです。この予約語は沢山ありますので、タグと呼ばれるものでページの見栄えを記述すると覚えていただいて、ここではこれくらいにして次に進みましょう。
Protocol(プロトコル)
コンピュータとコンピュータがデータ通信を行う際の取り決めの事です。これは役割ごとに複数の層に分かれていて、ある層に変更があっても別の層には影響が出ないようになっています。下位の層では通信ケーブルのコネクタ(指し口)形状といったものまでを指定しており、上位の層では、ソフトウェアがどのような手順でやり取りを行うのかといった事が取り決められています。
このプロトコルの集合を プロトコルスイートと呼び、インターネットプロトコルスイートは TCP/IP と呼ばれています。 この TCP/IP は以下のように4つの階層構造になっています。
これから説明する HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)や、FTP(File Transfer Protocol)と呼ばれるプロトコルはアプリケーション層に位置するプロトコルになります。具体的にどのような事を既定しているのかというと「HTTPクライアントがAと言うメッセージを送ったら HTTPサーバはBと言う応答をする」等々が細かく既定されています。
HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)
皆さんがあるページを見たいと思った時の事を思い出してみてください。ブラウザのアドレスバーにURLを入力するなり、お気に入りをクリックして見たいページを表示していると思います。 この「URLを入力する」「お気に入りをクリック」と言うアクションで、ブラウザは Webサーバとやり取りを行ってページを取得/表示するわけですが、この時ブラウザとWebサーバでどのような手順でやり取りを行なうかを規定しているのが HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)になるのです。
つまりインターネット上にあるページを閲覧する上でなくてはならないプロトコルであり、最も身近なプロトコルが HTTP な訳です。
( この HTTP については次でもう少し詳しく説明していますので読み進んでみてください )